2008年 03月 09日
波禅 |
料理研究家の辰巳芳子さんが毎日新聞の日曜版でこんな記事を書かれていた。
『好きなもの』
①これがなければ夜も日も明けないものは、「おいしいご飯」
②これなしには暮らせないのが「肌触りのよい下着」。ドイツ製のもので、靴下ひとつ縫製の工夫がされていて、靭帯を分析し尽しているのが分かるとのこと。
③魂に欠かせない「上質な時間」
辰巳さんは、海へ行き、浜辺に寝そべり、波の差し引きに息を合わせる。そうして「命を与えられ、今ここにいる自分」への肯定感が身体に満ちてくることを感じていらっしゃる。
辰巳さんは、「波の力を借りた瞑想」という意味で『波禅(なみぜん)』と呼んでいるとか。
これについては、解剖学者の三木成夫氏も著書で良いと仰っているようだ。
そして、一人ひとり波長の合う浜が違うようなので、ご自分に合った浜を探されるといいそうだ。
この魂に働きかける「上質な時間」を必要としている人は、きっと多いはず。こうして波禅をしてグランディングすることで、今ここにいる自分を癒してあげられるのではないだろうか。
私は、今生体リズムについても学びの途中だが、辰巳さんの記事を読んで改めて『リズム』について深めるきっかけになった。
私の場合は、サーフボードにまたがりその波を身体に受けていたが、辰巳さんに倣ってこの呼吸法をトライしてみよう。
自分に合った浜が実はこんなところだった、なんて発見があるかもしれない。
ちなみに辰巳さんの「あなたのために いのちを支えるスープ」は、とっても美味しいスープのレシピ本。和も洋も絶品のスープがどーんと掲載されている。
by lanihoni
| 2008-03-09 00:40
| To Feel
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